アノニマカステリ社製のDSC106チェア。通称キャステリチェア。1965年にイタリア人デザイナーのGiancarlo Piretti(ジャンカルロ・ピレッティ)によってデザインされたチェアです。

成型合板の座面と背もたれにレザーを施し、アルミのベースを組み合わせたデザイン。人間工学に基づいて作られていて、座り心地の良さと美しいシルエットが魅力的な一脚です。

ハノ字に開いた脚がすっきりとして、軽快な印象。座面と背もたれが分かれているので、視線の抜けもあります。レザーとアルミの質感もモダンで上品。名作ならではの洗練された佇まいです。

ダイニングチェアや作業用のデスクチェアとしても使えそうです。木製の家具やチェアと合わせてメリハリをつけても良いですね。ヴィンテージらしい深みのある空間を演出出来そうです。

元々施設や、交通機関など公共の場で使われていた事から、丈夫で壊れにくく、スタッキングが可能なつくりです。状態違いで同じデザインのものが計2脚あるので、合わせて使っても良いですね。重ねた状態も美しいシルエットですね。

レザーに細かな擦れや汚れ、フレームのも細かなキズがありますが、大きく目立つようなダメージは見当たらないです。

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