セラミックアート。カリフォルニアの聖アンドリュー修道院で製造販売された陶板。大きく開いた目が特徴です。

ポロックやクレーの影響をうけた神父によるデザインで、メキシコ民芸の要素も取り入れ、60年代に聖アンドリュー修道院で製造が始まりました。神父自身が"クッキー"と呼んだように、素朴で温かみのある陶板です。

修道女、僧侶、司教の３人が並んだモチーフ。それぞれの衣装には釉薬で彩色が施され、地のざらりとした質感と釉薬の質感の対比も楽しめます。釉薬の部分もつぶつぶとムラのようになっていて、それが趣のある風合いです。

宗教モチーフはなかなか生活に取り入れる機会がありませんが、純粋に陶製アートとして楽しんでみては。壁掛け用の金具がついていますので、ウォールインテリアとしてお楽しみいただけます。

欠けやヒビなども見られず、良い状態です。