ポタリーフラワーベース。西ドイツで1933年に創業したBay Keramik社製の陶製の花瓶です。

西ドイツミッドセンチュリーの陶器といえば、fatlava。こちらもボディにファットラヴァらしい釉薬使いがみてとれます。

形はオーソドックスな形で、きゅっとくびれた首や寸胴型ボディなどシンプルなシルエットと大きさのバランスが秀逸。

中央にざざっと塗ったようなファットラヴァ、そこを境目にして下はキャメル、上はオフホワイトになっています。

トップのオフホワイト部分はマットな質感で、ブラウンの粒粒とした模様がはいった石のような質感。

下はツヤのある釉薬で、マスタード色も感じるニュアンスカラー。ファットラヴァ部分は名前の通り溶岩のようなごつごつとした無骨な雰囲気で、全体をぐっと引き締めまとめてくれています。

大きさがあるのでこれ1つでもインテリアを彩ってくれます。口も広いので枝物をたっぷりと活けたり、アレンジもしやすそう。もちろん何も活けずオブジェとしても楽しめます。

ファットラヴァ部分の気泡の欠けがいくつかありますが、それも含めての風合いとしてお楽しみください。

他小傷や取れない汚れ等多少ありますが、どれもひどく目立つものではありません。

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