Dillingham社製デスク。Dillinghamはアメリカ・ウィスコンシン州にあった家具メーカー。ミッドセンチュリーには外部デザイナーのMartin Borensteinとともにモダンな家具を製造しました。

こちらもMartin Borensteinデザインと思われます。そり立った側板の上辺やブラックメラミンのアクセントなどが特徴的。

ウォールナットの美しい木目も存分に楽しめます。ブラックがスリットのように差し込まれていて、全体を引き締めながら木の風合いを引き立てていますね。

背面も綺麗に仕上げられていて、壁付けにせずお部屋の中ほどに設置するのがおすすめ。事務所や応接室など来客対応のある空間でもさりげない風格を漂わせてくれます。

天板縁の立ち上がりでデスクの向こうや両サイドにペンなどが転がり落ちる心配もなく、実用の面でも効果的。デザインと使い勝手が両立しています。

引き出しは浅いものが2杯、深いものが1杯の計3杯。

ウレタン塗装で再塗装してあります。木の質感や木目を活かすよう必要十分な薄さにしておりますので、長時間の水気や蒸気にはご注意ください。

右引き出しの右端に打痕の補修跡があります(写真)。使っていてひどく気になるほどではないかと思います。その他目立ったダメージはなく引き出しの開閉もスムーズです。

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