Arturo Luzのグラフィックパネル。Luzはフィリピン出身で、絵画からスカルプチャーなど立体造形物まで多彩な才能を発揮した芸術家。60年代にはカリフォルニア芸術協会の賞も受賞し、世界各地で展示会を行うようになりました。

マニラのCCP(文化センターのような所)にはこのシリーズの巨大なウォールアートがLuzによって描かれています。

こちらは展示会の宣伝用に作られたグラフィックパネル。上部に1970年12/15〜1/12と日程も記載されています。

アート自体は薄いクラフト紙に描かれていて、木のベースに貼られています。木枠の縁はグラフィックと同じ黒に塗られています。

インテリアに絵やアートは欠かせませんが、なかなかコレと言ったものに出会えないもの。シンプルでありながら独創的でかっこいいもの、となると尚更です。

こちらのアートならインパクトもありながらすっとお部屋に溶け込んで雰囲気を格段に良くしてくれそう。人と被ることも無さそうなのも実は大切なポイントかもしれません。

表面の紙に釘の頭が出た穴があります(写真)が、飾っていてほとんど気にならないかと思います。表面は経年の変色等ありますがこちらもビンテージアートの雰囲気といった程度です。

下部に鉛筆で以前の持ち主が贈られたときのものと思われるサインやメッセージが書かれています(写真)。重さはそれほどなくワイヤーが張られていますので、フック等に引っかけて飾ることもできます。